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The Byrds


私にとってのウエストコースト・サウンドは、イーグルズではなく、まずバーズということになります。バーズも友人に熱狂的なファンがいたものですので、キチンとそろったのは、最近のボーナストラック付きリマスター盤です。

バーズもディランがらみで知りました。バーズはポップなバンドだと認識しています。フォーク、サイケデリック、カントリーなど、そのときどきの流行の音を混ぜながらアルバムづくりをしている感じがします。でも、その取り入れる早さやセンスがとてもいい。

デビュー当初は、スタジオミュージシャンなどを使ってレコーディングしたそうですが、「そんなことどうでもいいじゃん」と言い切れるほど、最初のアルバムも後期のそれもバーズはバーズという音楽をつくっています。その特徴の1つには、コーラスワークがあると思いますが、西海岸のバンドは大体において伝統的にコーラスがうまい。ビーチボーイズしかり、イーグルズしかり、CSNYしかり、ドゥービーですら。

最初のヒットである「Mr. Tambourine Man」 は、世界でいちばん有名なリフだそうです。まったくそのとおり。ディランのクセのある歌・メロディを、よくもあれだけシンプルにさわやかな8ビートにしたと、感心します。私はこの曲がウエストコースト・サウンドの始まりと思っています。

蛇足ですが、私はクラレンス・ホワイトのギターがあまり好きではありません。うますぎるせいか、ボーカルにまとわりつきすぎるようで。むしろセッションマンとして、他の人のアルバムで弾いている、控えめな方が好きです。でも、近年フィルモアのライブとかが出て、クラレンス・ホワイトが入って、ライブが充実したということがうなずけます。 「Untitled」の拡大盤が出たときは、本当に感激しました。「Old Blue」と「My Back Pages」のライブが聴けるんですもんね。

レコードとCD合わせて26枚。

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