Elliott Murphy


70年代の初め頃、ディランズ・チルドレンと呼ばれたアーティストたちがいました。誰かが仕掛けたのでしょうが、「ディランの後継者は誰か」「次の担い手は誰か」といった話題です。その中にはデビュー仕立てのブルース・スプリングスティーンも名前があがっていましたが、その中の1人にエリオット・マーフィーがいました。

彼はディランの影響は受けているでしょうが(受けていない人っているんですかね)、シンガーソングライターであり、ロックンローラーであり、ルー・リードのような都会派であり、少し退廃的ムードがあり、そのせいか少しヨーロッパの匂いがし‥‥、といったミュージシャンでしょうか。決してディランの子供ではないですが、でもそんな面もあるかな。

なぜ好きかっていうのは、言葉ではなかなか表現が難しい。自分の感性と何か引き合うものがあるってことでしょうね。エリオット・マーフィーがつくる音楽の個性もありますが、こちらの個性・感覚がそれと馴染み合うということですかね。

エリオット・マーフィーは、どちらかというとその才能ほどにはメジャーになれず、何か不幸な感じがします。でも当初は大手RCA、CBSからレコードを出し、その後も米国、欧州のインディーズから現在に至るまで、アルバムを発表し続けているのですから、たいしたものです。

好きというのはしょうがないもので、中古盤屋に安く売られていたりすると、つい買ってしまう。「Milwaukee」など3枚も持っている始末。バカですね。

レコード・CD合わせて24枚。