お知らせ

お 知 ら せ

突然の報告で恐縮ですが、4月23日にWoodstock Caféを閉じることに決めました。2006年4月開店以来15年間、ご愛顧いただき、本当にありがとうございました。
 10年を経過したとき、15年続けることを目標にしていましたから、予定通りとも言えます。
お店のコンセプトの、70年代の音楽のすばらしさを訴えること、バーライブを広めること、が達成できたかはわかりませんが、同じ嗜好を持つ人たちと、素晴らしい出会いがありました。
 本当にありがとうございました。

新年おめでとうございます

2010年1月5日晴れ
5日にもなって、ゆっくりした「おめでとう」をお送りします。人が働いているとき休んでいると、何か落ち着かない。後ろめたいのかな。明日は貸切パーティで、7日(木)からスタートです。

昨年のBeatlesリマスターの騒ぎに続いて、今年はBeatles解散40周年だそうです。その偉大さはわかるけど、いつまでもBeatlesに頼ってよいのかね。ギター雑誌の表紙がいつまでもEric Clapton、Jimmy Page、Jeff Beckじゃいけないように。
周年ということでは、私の好きなアーティストでは、まず生誕100年がHowlin' Wolf。これを祝わないでどうする! 続いて同90年がCharlie Parker。同80年がClifford Brown、同70年がFrank Zappaです。そして、まだ存命(失礼、現役バリバリ)のそれは、1940年生まれがLevon Helm、1950年生まれがLivingston Taylorで、それぞれ大台にのる。

続いて没後のアーティストを調べたのですが、60、70年代の音楽を浸った者にとっては、1980年に1回目の大きな喪失を迎えているのですねえ(もちろん私個人的にです)。1月にProfessor Longhair、9月にBill Evans、10月にGabby Pahinui、11月にO.V. Wright、そして12月にJohn Lennon。彼らはみんな没後30年だ。

どこかの雑誌に(ったって私は1つしか読んでいないんですけど)、「60、70年代の音楽を聴いてきた者は、これから喪失の時代を生きる」と書いてあった。同感します、というより同感せざるを得ない。まあ、これからもずっと”70年代命”なので、引き受けていく覚悟です。

最初からダラダラですみません。こんなダラダラですけど、今年もよろしくお願いします。
                                                       貯木堂主人